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♪ホルムズ海峡冬景色 2026

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 ♪UAE発の運搬船
 浮遊したまま
 アラブの海域 荒れ模様
 石油運ぶ船の群れは 
 誰も無口で
 トランプだけに
 キレている
 おまえが一人連絡船に乗れ
 舵を取って 責任とって
 イランことするな
 ああ ホルムズ海峡 浮遊景色♪

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     タレントの清水ミチコが自身のユーチューブチャンネルに「ホルムズ海峡冬景色」と題した「津軽海峡冬景色」(石川さゆりのヒット曲)の替え歌をアップして話題をさらっている。イラン情勢を巡って混沌とした世界のなかで、みんなが思っていることを代弁して笑いをとっていくあたりに鍛え上げられた芸のセンスとキレを感じ、よくもまあ思いつくものだと感嘆する。歌詞で歌っている通り、世界中のタンカーがホルムズ海峡を通過できずに2カ月近くもずっと海上で浮遊したままの状態に置かれ、トランプがイランことしたせいで足止めをくらっているのである。それこそイランことを口にして攻撃されたらたまらないだろうし、船の群れは怒りながらも黙っているほかないのである。

     

     国内のどこかのガソリンスタンドで「トランプのせいで入荷停止」と書かれた立て看を掲げているところもあったが、すべてがトランプのせいであり、諸悪の根源といっても過言ではないほど、世界中の国々がトランプが仕掛けたイラン攻撃のおかげで大迷惑をこうむっている。インフレに拍車がかかったアメリカ国内で大統領支持率が落ちているというが、「トランプいい加減にしろよ!」と思っているのはアメリカ人だけではなく、いまや世界中の人々が感じていることなのである。

     

     原油がホルムズ海峡を通過できずに輸入が途絶え、ガソリン価格が高騰する。それだけでなく精製する過程でつくられるナフサも生産できず、飼料も入ってこない。医療現場ではゴム手袋をはじめとした資材が枯渇して医療体制にも影響が出始め、医薬品の生産も支障をきたし始めた。建設現場でも原油由来のあらゆる製品が供給難となり、街の工務店がシンナーが手に入らないと頭を抱えていたりする。バスユニットも手に入らず、一戸建てを建てようにもそうした諸々の材料調達が危ういことから工期や価格が見通せない怖さがあるという。工場では機械にさす潤滑オイルすら供給麻痺で生産に影響が及んだりしている。あちこちで大変な事態を迎えていることが顕在化しており、みんながトランプにキレているのである。「イランことしやがって!」と――。

     

     唐突に始まったイラン攻撃の現況は、誰がどう見てもアメリカの大敗北が確定的で、イランが侵略者を撃退する形で終わりを迎えようとしている。アメリカとイランの交渉の行方といってもアメリカは撤退するほかないし、勝手にミサイルを撃ち込んでイラン国内をむちゃくちゃに破壊した責任をとって戦後賠償しなければならない。米国議会の承認を得なければ戦争継続は不可能という2カ月の期限も迫っており、中間選挙を前にして追い込まれているのはトランプなのである。

     

     イラン国内から政権転覆の動きが起きると見ていた目論見は外れ、このまま戦闘の泥沼状態に引きずり込まれれば、世界覇権の座から転落する過程で弱体化に拍車がかかって困るのはアメリカである。ホルムズ海峡封鎖の原因を作り出して世界中から総すかんを食らっているなかで、四の五のいわずに「二度とイランに武力攻撃はしません」と誓約し、早期にホルムズ海峡の安全な航行をとり戻すことが求められている。

     

     平和あっての当たり前の日常であり、武力紛争等々によってこれが脅かされたなら、たちまち暮らしが麻痺する現実を世界中の人々が目の当たりにすることとなった。エネルギーも食料もみな輸入に依存する島国の日本にとって、いかなる国とも戦争をしないことが最大の安全保障政策であることを同時に突きつけている。

     

    武蔵坊五郎                         

    ♪ホルムズ海峡冬景色 2026 IUSTITIA.BG – Investigations 2009-2025 2026-05-06 12:57:41

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