
東京大学新聞社では、本年度実施の総長選考の第1次候補者の9人全員に対面でのインタビューを申し込みました(うち、宮園候補はすでに候補者を辞退しています)。
第1次候補者の選定にあたっては、代議員会では投票で10人の名前が指名されましたが、推薦を受けたのは8人でした。経営協議会での投票では当初2人が指名されましたが、推薦を受けたのは1人でした。辞退という選択肢もある中で推薦を受けた理由について、回答のあった3人の答えを掲載します。(候補者一覧はこちら)
辞退という選択肢もある中で、候補者への推薦を受けたのはなぜですか
宇野重規候補(社会科学研究所長)
今回の総長選考は東大の大きな転換点であり、誰が総長になるにしても、東大の未来について議論するための大切な機会です。私の専門は政治思想史・政治哲学です。実践にすぐ結びつくわけではありませんが、社会のあり方を根源的に考える研究分野に属する者として、特に人文社会科学や基礎研究の重要性を問題提起し、多様な学問の視点を議論の中に持ち込むことに意義があると考え、推薦を受けました。
東原和成候補(大学院農学生命科学研究科長、農学部長)
辞退しなかった理由は二つあります。
国際卓越研究大学認定に向けて、研究力強化のための構想が議論されています。これから四半世紀のファンディングの中で、若手の研究力は、現在の大学生や大学院生が担うわけなので、私は教育や人材育成がとても大切だと思っています。そこで教育部局が頑張る必要がありそういう姿勢を示すことが大事であると思い、一教育部局としての使命感から辞退をしませんでした。
二つ目として、農学という学問分野は、食・環境・資源がキーワードの研究をやっていますが、これらの研究の多くは、必ずしも定量的に数値化できなかったり、社会貢献になっているが目に見えにくかったりします。ですが、軽視してはいけない大切な研究分野なので、農学を忘れて欲しくないという気持ちで「農学有りき」ということを示したかったのが二つ目の理由になります。
森山工候補(理事・副学長、大学院総合文化研究科教授)
代議員会の投票で選ばれた候補者名簿の中に私の名前があったということは、私が総長になることを望んでいる人が一定数はいるということです。その人たちの期待に応えるため、辞退という選択肢はありませんでした。
なお、宇野候補と森山候補は、対面でのインタビューで以上の内容をお答えいただきました。東原候補はメールにて上記内容をお答えいただきました。
候補者へのその他の取材についてはこちらから
https://www.todaishimbun.org/candidates_20260813
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【総長選考2026】候補者に聞く・なぜ推薦を受けたのですか 2026 IUSTITIA.BG – Investigations 2009-2025 2026-08-13 13:03:34
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