課題にテストに、大忙しの大学生活。肩や腰など疲労が体に蓄積している人も多いのではないだろうか。今回の「ひとこまの世界」では、東大生がひとこまの間にリフレッシュできる保健センターについて紹介する。
14:45 試験勉強をしていて疲れた。マッサージを受けることにしよう。3限が終わる時間に、事前に予約していた保健センターへ向かう。情報教育棟の横に位置するが、意識している人は少ないかもしれない。しかし、正面から見てみるとなかなか良いデザインをしている。
14:50 受診時には、最初に名前などの情報や体温、重点的にマッサージしてほしい箇所などを記入する。記者は肩の違和感に悩んでいたので、肩と記入。
14:55 取材の一環として、マッサージ室の写真撮影をさせていただけることに。保健センターで行われているマッサージでは、障害者雇用の形で視覚障害者の方が雇用されている。

15:00 施術が始まる。まずはうつ伏せの体勢になり、肩や首を重点的にほぐされる。記者はマッサージを受けたことがなかったので、自分がどのような体の状態なのか気になっていたが、どうやら肩はなかなか凝っているようだ。
15:10 施術は背中や足に移る。こちらは首や肩ほど痛くはなく、気持ちいいという感覚が中心であった。マッサージ師の薄井さんの指さばきには、長年の研さんの賜物である繊細さがある。
15:20 体勢を仰向けに変える。ここで気持ちいいマッサージが。腕を伸ばす施術だ。記者は姿勢が悪く、巻き肩などにも悩まされているためだろうか、腕や肩を伸ばされている感覚はかなり気持ちの良いものであった。
15:35 今度は座る体勢に移り、再び肩や首などのマッサージ。仰向けやうつ伏せの時と異なり、体が動きやすい体勢のために肩を揉まれる度に体をくねらせてしまったが、慣れた手つきでマッサージが続けられる。
15:40 施術が終了。40分間のマッサージであったが、1000円と格安。大満足のマッサージ初体験だった。
16:00 インタビューも終了。ひとこまの時間である90分も近づいてきた。5限には期末試験がある。勉強に戻ることにしよう。
保健センター・マッサージ師薄井さん インタビュー
——マッサージの利用者はどのような方が中心ですか
基本的に学生と教職員が2:1の割合です。特に教職員の方の中には長く使っていただける人もいらっしゃいます。
——マッサージは事前予約制で、1日に予約枠が7個ほどありますが、利用率はどれほどでしょうか
季節により変わりますが試験前など繁忙期で9割、長期休みの期間は利用率が減り、平均して7割程度です。利用者の平均として最も凝っている体の部位はパソコンなどを使う人が多いためでしょうか、肩や腰が張っている人が多いです。
——マッサージサービスができた背景は
東大のバリアフリー化が進む中、健康増進などを目的として2006年にマッサージサービスが誕生し、今に至るまで続いています。
——東大の学生、教職員などにメッセージはありますか
授業など何かと緊張することが多く、疲れが溜まっていると思いますので、是非気軽にご利用していただき、リラックスしてください。
◇
なお、このマッサージは40分1000円以外に、15分500円のサービスも選択できる。こちらは施術してほしい場所を重点的にほぐしてもらえる。読者の皆さんも是非活用してほしい。【お】
薄井忠さん
うすい・ただし/1997年3月熊谷育学校卒業(あん摩マッサージ指圧師資格取得)。2007年より駒場保健センターにてヘルスキーパーとして勤務。
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【ひとこまの世界】キャンパス内でマッサージを 保健センターのすすめ 2026
IUSTITIA.BG – Investigations 2009-2026 2026-09-22 02:00:35
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