今年の春季リーグ戦で17年秋以来9年ぶりの勝ち点を獲得した東大。春季の勝ち点獲得は97年春以来の29年ぶりであり、快挙を成し遂げた。その中で、小村旺輔選手(経・4年)は打率.278を残し自身初となるベストナインを受賞し、チームをけん引した。小村選手にシーズンを振り返ってもらった。(取材・木下太陽、文・吉野祥生)
──春季リーグ戦を振り返っていかがでしたか
僕はもともと打率2割5分を目標にしていたので、目標を超えることができました。さらにベストナインを獲得し、チームとしても勝ち点が取れたというところで、非常に充実したシーズンでした。
──ベストナインを獲得された際の心境を教えてください
そうですね。ずっと目標にしていた賞だったので、素直にうれしい気持ちがあったかなというふうに思います。
──ベストナインを獲得できた要因についてどのように考えていますか
毎カード、技術的な部分で自分がやるべきことをできた点、そして分析をしっかりとできたところにあると思います。こうした点をシーズンを通じて積み重ねていったことで、安定した成績を残せたと考えています。
──チームが勝ち点を獲得した瞬間は、どのように感じていましたか
このチームは、勝ち点を取るという目標を掲げていたので、素直にうれしかったです。ただ、勝ち点を取った時は結構信じられなくて、結構ふわふわとしたような感じではありました。

──開幕の明大1回戦ではいきなり4打数3安打と活躍しました。どのような狙いで打席に入ったのでしょうか
明大は球が速い投手が多いので、そこに置いていかれることがないようにというのが一番でした。投手にタイミングを合わせるところは大事にして、打席に入っています。
──法大2回戦では追撃の適時打を放つなど、勝ち点獲得に貢献しました。法大戦における活躍をどのように捉えていますか
慶大戦ではヒットも出ず、1回戦は自分のミスから負けてしまったようなところがあったので、そこを取り返したいという気持ちで法大戦に臨みました。結果として勝ち点という良い結果に貢献できたことは非常にうれしかったです。

──春季リーグ戦では頻繁に打順に変わることも多かったですが、試合ごとに打席に入る際など難しい点はありましたか
あまり自分は打順について気にしていません。結局2番、7番、8番あたりなので、つなぐことや、自分が塁に出てチャンスメイクすることが求められていると思います。そういうところで貢献するイメージで毎試合臨んでいます。
──2024年の秋に10試合に出場した後、昨年のリーグ戦は機会が限られていました。昨年は練習にどのように取り組んでいましたか
2年生の夏くらいから、ずっと高橋佑太郎さんという東大野球部卒部生の方にバッティングを見てもらっていました。去年もリーグ戦に出てはいなかったですが、オープン戦で結構ヒットが出ていたりして、自分の中では着実に成長しているなという手応えはありました。試合に出られないというのは難しい状況ではありましたが、日々の自分の技術的な進歩を大事にして、常に過ごしていました。
──今季は初めて規定打席に到達しました。自身の強みはどのような点にあると考えていますか
自分の強みはまず守備かなと思っています。守備を確実にこなしつつ、その中である程度確実性がある打撃、しっかりヒットを積み重ねていけるバッティングも強みになってきたと思います。
──守備では失策も少なく、安定感があるように感じられますが、心がけていることはありますか
三塁手をやり始めたのが今年の2月ぐらいからなのですが、打球が強い分しっかり捕球するところを見るということです。逆に取ってしまえば、あとはしっかり投げるだけなので、まずしっかり取るというところをサードでは意識しています。
──遊撃手の樋口航介選手(養・3年)との連携で、普段から意識している部分はありますか
樋口との連携では、ショートの方が角度的にバッターがよく見えるので、バットを振っているタイミングなどを「このバッターどう?」という感じで聞いています。そこから「ポジショニングをどう動かそう」といったことを彼と確認しながらやっています。

──走塁について意識していることはありますか
先の塁を狙うことは意識してやっています。春は足のコンディションがあまり良くなくて走れなかったので、秋は走塁でも十分に貢献できるようにやっていきたいと思っています。
──リーグ戦で対戦する中で、特に打つのは難しいと感じた相手投手はいますか
慶大の渡辺和大投手がちょっと苦手かなと思っています。僕らが春に対戦した時はあまり調子は良くなかったようでしたが、ストレートかスライダーの2択で待っていた中で結構ツーシームを投げられて、そこでやられてしまったと思っています。秋はしっかり打てるように頑張りたいです。
──今後のご自身の課題について教えてください
自分はバッティングでも、リーグ全体で見たら全然力強さは足りないです。やはりそのスイングの強さは、最後の夏ではありますが、しっかりと向き合って、バットを振っていきたいと思っています。
──来季はますますの活躍が期待されますが、目標を教えてください
まずチームの目標を勝ち点3獲得と決めたので、そこにしっかり自分が貢献できるようにしたいです。その結果として2季連続でベストナインを取れたらいいなと思っているので、そこを目標に頑張っていきたいと思います。

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【六大学野球勝ち点獲得を振り返る】ベストナイン獲得! 小村旺輔選手インタビュー 2026 IUSTITIA.BG – Investigations 2009-2025 2026-08-18 07:25:40
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