前期教養課程の主たる特徴は、分野横断的な学びの場が提供されていることだろう。開講されている講義は「文系」「理系」の二分的な枠に収まることなく多岐にわたる。さまざまな情報が交錯する中で、何を軸にどのような授業を取るべきか戸惑っている新入生もいるかもしれない。ここで紹介する各科類の実例が、履修計画を立てる際の一助になればと願っている。(1Sは1年Sセメスター、1Aは1年Aセメスターを意味する。セメスターは4カ月単位の授業期間。時間割は全て1Sのもの)(構成・石井誠子、取材・森木将慧、溝口慶)
文I×法曹志望 意外と大事な上クラ
基礎科目について、文Iでは準必修として社会科学の「法I・II」または「政治I・II」のいずれかで単位を取る必要があります。単位を取る難しさも分からず、法学部に進みたいと決めていたこともあり、1Sでは順当に「法I」と「政治I」を履修しました。準必修のもう一つの枠は、シラバスで黒海やバルカンの話題を扱うとしていた火曜5限の「歴史I」に引かれ、選びました。
1Sの履修は必修でほとんど埋まりますが、必修以外の科目は、上級生のアドバイスを参考にしました。総合科目「現代と法」は法学の専門家が順番に登壇するのが文I生に人気と教わりました。毎週の小課題だけで評価されるため、気軽に受けられました。月曜5限の「認知脳科学」も簡単に単位が取れると聞きました。Zoomと対面の併用に加えて録画も配信され、好きな時間に受講しました。授業時間にアルバイトに行く日もありました。他に集中講義の「UT-ONE」も紹介されました。S1タームは企業訪問だけですが、S2タームはグループで企業に提案をするので、昼休みに集まり準備しました。
法曹になりたいので、法学系の授業は少し多めに受けたかったんです。「法I」の初回授業でおすすめされ、「日本国憲法」も取りました。社会権などについて論文や判例を扱う法学寄りの面白い授業でした。1Aでは「政治I」と同じ教員が担当する展開科目「社会科学ゼミナール(法・政治)」を受講しました。数人で本を読んで話し合う授業は、とても受けがいがありました。
1Sでは中途半端な空きコマに困ったので、1Aでは空きコマを作りすぎないよう意識しました。1Sは必修もたくさんあり、テストも大変でしたが、一方で好きな科目ならば頑張れると思うようになりました。難しく大変だと評判の授業も、恐れず受けると良いと思います。
文II×効率と興味の天秤 ガイダンスは2画面受講
必修のない2Sの履修をゼロにする「文ニート」にもなれるように、1Sでは堅実に週に15コマ取って、さらに集中講義も取りました。
履修は1週目のオンラインガイダンスを複数科目同時に受けて、じっくり練りました。例えば基礎科目の準必修も、「経済I」は順当に選びましたが、「数学I」は初回を受けてとても難しかったので、「ことばと文学」とも比べた上で最後は「数学II」を選びました。準必修のもう一つの枠も、「心理I」と「歴史I」のガイダンスを両方比較して「歴史I」に決めました。
総合科目は4系列に分けて履修しました。F系列の「基礎統計」はオリ合宿で「経済学部に行くならばぜひ!」と薦められました。木曜日がフランス語二列だけの1日1コマで終わるのを避けたくて、木曜4限に理系向けの授業を取りました。ただ勉強は大変でした。
もちろん総合科目も同時に2画面で複数科目のガイダンスを受けて、丁寧に選びました。「認知脳科学」は、視覚の錯覚という大学らしい内容に引かれ受講しました。「現代教育論」は、他の授業よりもアクティブに取り組めると思い選びました。結局、2週目・3週目まであちこちの授業に出続けてから決めました。
集中講義の「低山ゼミ」も受けました。休日に先生と一緒に山を登る授業で、楽しいのでおすすめです。
1Sでは初ゼミや英語中級、フランス語、そして基礎統計など「寝る時間を削ってでも」という心意気で勉強していましたが、出席したら成績が上がるわけでもなかったですし、よく分からないまま授業を受けてもったいなかったとも思います。1Aは履修の自由度もさらに上がるので、興味に従い面白そうな授業を積極的に選びましたが、ぜひそうするのが良いと思います。
文Ⅲ×レポート重視 徹底的な情報収集で計画的な履修を
中高時代から学校教育に興味があり、教育学部比較教育社会学コースへの進学を目指しています。教員免許の取得を目指しているため、1年生のうちに前期課程修了要件を満たせるよう履修しました。2Sでは点数が悪かった授業を追い出し(別授業で高得点を取り基本平均点を上げること)ながら教職課程の授業を取る予定です。
Sセメでは15コマ受講しました。試験期間は特に忙しかったですが、何とか乗り切れました。情報系への関心と総合科目のDEF系列を取る必要から、「情報メディア基礎論」や「社会システム工学基礎I」を受講しました。
上の二つの授業もそうですが、一発勝負で暗記が求められる試験はなるべく避け、時間をかけて創意工夫する余地のあるレポート評価が中心の授業を取るようにしていました。また、期末試験がある授業は試験日程などを確認して試験日が分散するようにしました。3コマ連続のテストで苦しんでいるクラスメイトもいましたが……。
面白かった授業は、1Sの「現代教育論」です。社会教育学を先生独自の視点から説明する授業で、語りかけるような話し方も魅力的でした。1Aで取った「日本国憲法」も面白かったです。教職課程の授業だったため履修しましたが、先生が105分間話し続けるスタイルで、情報量が多い授業が好みな自分には合っていました。
新入生へのアドバイスとしては、語学と準必修を優先して勉強するのが大切です。特に準必修は人文系も社会科学系もバランスよく取ると良いでしょう。ただ、総合科目は受講を途中で辞めても基本平均点の計算に点数が残るので、進学先の点数が高い場合は注意が必要です。あとは情報収集ですね。『履修の手引き』はもちろん東大関連のウェブサイトも含め、網羅的に読み込みました。
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履修はどう組む? 各科類の実例紹介 ~文科編~ 2026 IUSTITIA.BG – Investigations 2009-2025 2026-04-08 14:00:53
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